地上にある星を誰も覚えていない 人は空ばかり見てる

切り立った崖に立ち、曇った水平線に暫し呆然と視線を奪われる。
足元遥か下からは波が岩を打ちつける音が"ザッパ〜ン!"と轟いている。
伊豆・城ヶ崎へと赴いたのでやる。
つり橋を渡り、観光客で賑わう崖を尻目に奥へ奥へと進む。
車の中で楽なようにサンダル装備で来てしまった自分を呪いながら
凸凹な崖をよじ登る。
そこには風と潮に削り取られ、様々な顔をした岩が静かに並んでいた。

思わずポケットをまさぐり、壊れかけのルミックスさんを探す。が、ない。。。
早朝に出発したためルミックスさんを家に置き去りにしたことに気付き愕然とする。
しかぁし!へこたれてはならぬと、親相棒"韋駄天イックス"クンを呼び出し
いそいそと岩々を四角く切り取ったのでやる。

既に共に来た皆の姿は辺りには無かった。
みんな何処へ行った?見送られることも無く…
独り崖に取り残され空を見上げた。
高い空を飛んでいたつばめに問う、地上の星のありかを…

名立たるものを追って 輝くものを追って 人は氷ばかり掴む
- 2007/10/15(月) 01:05:59|
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